子供ニコニコ♪この夏は家族でのんびり中華街

善隣門そばのビル３階にある『ヨコハマおもしろ水族館』ビルに水族館？！と驚きますが、中に入ると小学校や幼稚園をモチーフにした海の世界が広がっています。出迎えて下さる飼育員さんは”先生”と呼ばれ、海の生き物に関する質問に答えてくれます。夏休みの自由研究で悩んでいるお友達はとにかく一度足を運んでみましょう♪

生き物を種類別に展示しているので、魚の動きや表情をじっくり観賞できます。水槽ごとに生態系等を学べる本格的な３択クイズがあるので、みんなで楽しく解きながら知識を深めましょう♪感染防止のため３択ボタンは直接手で触れないように、マグネット付き用紙で押します。入場人数が制限されている今は、普段よりゆったり館内を楽しめます。

愛らしい瞳に惹かれたのは、アオウミガメの赤ちゃん。海洋保護の大切さを知らせるために、小笠原諸島父島の海洋センターから水族館に来ました。生まれてから一年間ここで過ごしたこのカメさんは、今月末父島へ戻ります、入れ替わりで、今年誕生した赤ちゃんがやって来ます。赤ちゃんの名前も募集するそうで、名付け親になるチャンスです！お顔を見ながら可愛い名前を考えるのも楽しいですね。

そしてもう一つ注目して欲しいものが”先生”の描くイラストです！！お客様に楽しんでもらいたいと心を込めて描いている絵は、毎日触れ合っているからこそ表現できる、魚たちの豊かな表情がとても魅力的。館内のイラストを鑑賞するのも楽しみ方の一つです。海の生き物愛に満ち溢れたアットホームな水族館で、癒されてみませんか。

水族館で遊んだあとは、ファミリーに優しいお店『福龍酒家』でランチを頂きます。横浜中華街で初めてキッズルームを設けたと言われる伝説のお店です。オーナーの安藤ご夫妻が、仕事をしながら子育てできるようにと、お店の一角に子供が遊べるスペースを作ったことがキッズルームの始まりとなったそうです。

その『福龍酒家』がリニューアルオープンを迎えます。改装中は『大福林』で営業していましたが、８月13日に朱雀門近くの元の場所にパワーアップして戻って来ます。キッズルームはもちろん健在です。ガラス窓が付いたふわふわの雲に囲まれたお部屋で、子供の様子が視界に入りながらも、親御さんは気兼ねなく食事を楽しめる構造になっています。

キッズルームは２階。エレベーターが設置されているので、ベビーカーのまま楽々入店できるのが嬉しいポイント♪子供が喜びそうなおもちゃも今後増やしていくそうです。家族みんなで中華街を楽しんで欲しい！というご夫妻の思いが至る所に表れている温か～い雰囲気のお店です。キッズルームすぐ横にあるVIPルームは、予約するのがベター◎

新店舗でも引き続き、香港出身のシェフによる本格中華を楽しめます。今日はお子様連れに人気のメニューを安藤さんに選んでもらいました。福建焼きそば(840円写真手前)は大人も味わって頂きたい一品。小ぶりの肉まん（一個250円写真最後部)は、リニューアル記念のお子様向け新メニュー※価格は全て税抜

ファミリーで中華街を思う存分楽しむならば、泊まりがけもおススメです。本日のホテルは今年３月にオープンした『ROOM INN Shanghai』各部屋1日１組のみの受け入れ体制と、チェックインコーナーにある消毒スプレーで、感染拡大防止に努めています。最大9名同時に宿泊できる部屋があるので、家族旅行にもぴったり！

上海出身のデザイナーのLucyさんと、グラフィックデザイナーのアオキジュニヤさんご夫妻の豊かな感性が融合し、創り上げられたアートな世界観を味わえる唯一無二のホテルです。赤・ミントグリーン・黄色の三色を基調とした華やかなデザインで、東洋と西洋の文化が絶妙にミックスしたモダンな雰囲気に目を奪われます。

テラスに面したお部屋は、床の畳が和の趣を醸し出す一方、電球のタッセルと壁紙が中華を感じさせ、まさにカルチャー・ミックス。中国のアートやデザインの”カッコよさ・華麗な様式美”を伝えたい！そんなご夫妻の思いを、至る所で愛でることが出来ます。ホテル全体がアート空間なので、一泊で感性が磨かれる？！かもしれません。

デザインはもちろん、機能面も充実しています。生活に必要な食器類、電子レンジや冷蔵庫などが完備されており、中華街でテイクアウトして、お部屋でアツアツのごはんを食べることも可能です。感染拡大防止の観点からも、テイクアウトをホテルで楽しむスタイルは、この時期もってこいですね！