特集FEATURE
ウフフな、横浜中華街。
カップルに、家族連れ、女子会グループや、おじさん集団も! まるで横浜中華街に吸い寄せられたかのようにやってきて、ウロウロ、キョロキョロ。そうそう、なんかここには、なんかある気がするのです。ライター・千谷文子もいろいろ発見してきました♪
2015/09/30
全9品食べ比べ!レトルト麻婆豆腐大行進
老舗の味も、カレー味も、白いのも、黒いのも。レトルトパックになった麻婆豆腐全9品を食べ比べて、独断でグランプリを決定! 審査基準は「本格派」「刺激(しびれ・辛さ)」「調理の手軽さ」「コストパフォーマンス」「目新しさ」の5項目。それにしても、いずれも超・簡単調理の、超・本格派! レベルの高さに脱帽でした。
★グランプリ★『麻婆豆腐醤』〜レンジでチンするだけで本格四川料理!
丼に豆腐一丁をさいの目に切り盛り付け→タレ状の本品を掛け→電子レンジで5分温めれば出来上がり。電子レンジの扉を開けた瞬間から、花椒の香りに包まれ「ただものじゃないぞ!」と丼抱えて食卓へ。
スパイスの複雑な刺激が口いっぱいに広がり、豚肉たっぷり、コクもしっかり。後味がスーッと爽やかなのは、四川の老舗、重慶飯店でいただく「麻婆豆腐」と同じ。これぞ、まさにキング・オブ・レトルト麻婆豆腐!
5項目を独断チェック!
誰でも、簡単調理で、五つ星の本格派を作れます。電子レンジで調理できることから「目新しさ」は3ポイントに!
『中華街の麻婆豆腐がつくれるソース/四川式』〜奥深くマイルドにしびれる辛さ
牛ひき肉を炒めてから、本品を加え、豆腐を入れてふっくらしてきたら出来上がり。自ら牛肉を入れることで、ボリューム満点でうま味もしっかり。花椒入り唐辛子みそ・麻辣醤が、香りとしびれる辛さをもたらしてくれます。
5項目を独断チェック!
こちらも五つ星の本格的な味わい。牛肉を用意する手間が掛かるので「調理の手軽さ」は3ポイントに
『中華街の麻婆豆腐がつくれるソース/広東式』〜麻婆茄子にもオススメ!
こちらも横浜大飯店のオリジナル。香港のオイスターソースがたっぷり入った、広東式の麻婆豆腐です。まろやかなコクの向こうに、少し辛味を感じます。麻婆茄子にするのもオススメ!
5項目を独断チェック!
「刺激(しびれ・辛さ)」は2ポイントだけれど、逆に子どもたちには喜ばれる高ポイントといえる
「中華街の麻婆豆腐がつくれるソース/カレー」〜新鮮!エスニックと融合
麻婆豆腐×カレーなんて、ミスマッチと思いきや…かなりいけます、クセになる! スパイシーなカレー風味が、うま味のある麻婆豆腐を包み込んで、美味しいのです。ぜひ一度お試しを!
5項目を独断チェック!
「目新しさ」は文句なしの、五つ星! 「本格派」は5ポイントか4ポイントか迷ったほど美味しい
『黒麻婆豆腐』〜黒の秘密はコクをもたらすゴマ
インパクト大の見た目は、突然の来客時のサプライズ料理にもうってつけ。ゴマのコクがあり、山椒の辛さもしっかり。うま味をもたらす小さくカットしたシイタケの食感も、アクセントになっています。
5項目を独断チェック!
フライパンに本品を入れて、水気を切った豆腐を混ぜるだけの簡単さで「調理の手軽さ」はポイント4。見た目に驚き「目新しさ」ポイント5
『白麻婆豆腐』〜魚介と鶏のうま味たっぷり
辛いのが苦手な人、ご年配や子どもたちも、その美味しさに箸がどんどん進むはず。魚介と鶏のうま味が深く、どこか和食の優しさも感じられました。
5項目を独断チェック!
「目新しさ」はポイント5。麻婆豆腐的な「本格派」としてはポイント3だけれど、とても美味しい
『赤麻婆豆腐』〜唐辛子の辛さが刺激的
当シリーズは“黒”“白”“赤”があり、数々のお土産品が並ぶ店頭で目を引いていました。せっかくならセット買いをして食べ比べがオススメ。見た目のインパクト大なので、ホームパーティなどでも活躍しそう。そんな場面では、やっぱり定番“赤”は外せないでしょう。
5項目を独断チェック!
今回の審査は非常にレベルが高いラインナップなので、「本格派」はあと一歩の3ポイント
『陳麻婆 * 豆腐 電子レンジで簡単調理』〜豆腐半丁あればOK! 辛党にオススメ
* 商品名の「婆」は、正しくは「浦」と「女」を上下で組み合わせた漢字です。
商品名は、陳おばあさんによる元祖・麻婆豆腐を提供しているという四川の有名店。そこから調味料を直輸入して製造した味は、電子レンジ調理とは思えない本格派! サラッとした食感で、辛さに刺激されてどんどん食が進み、食べ終わる頃には唇がヒリヒリ。
5項目を独断チェック!
9品のうち、グランプリを獲得した『麻婆豆腐醤』と本品だけが電子レンジ調理できるもので「目新しさ」3ポイント。1人前という手軽さも◎。しかし「コストパフォーマンス」は1人前当たり321円と最下位で、1ポイント
『陳麻婆 * 豆腐』〜常備しておきたい超本格派
* 商品名の「婆」は、正しくは「浦」と「女」を上下で組み合わせた漢字です。
本品に出会い、レトルトの美味しさに驚き、レトルト麻婆豆腐食べ比べ企画が誕生しました。ひき肉と長ネギを炒め→本品・豆腐・水を入れて5分煮込み→水溶き片栗粉を加え→最後に花椒粉をパラリ。調理に多少の手間は掛かるけれど、常備しておきたい本格派です。
5項目を独断チェック!
今回のラインナップの中では最も調理に手間が掛かるタイプで、「調理の手軽さ」は2ポイント。5ポイント獲得した「コストパフォーマンス」は突出していて、1人前当たりなんと40円!
仕上げは“香り”をパラリ
レトルト麻婆豆腐の仕上げは、香りが強いネギの青い部分や、ニラをパラリがオススメ。調理の段階で紹興酒を入れるのもいいそうですよ。お試しください♪
千谷'sメモ
どれも、横浜中華街の土産にオススメ! 常備する主婦が多いというのも、フムフム納得
当コラムのライターさん
ライター千谷文子
ちだにあやこ/夫が横浜出身というだけで白羽の矢が。40代後半戦、ワクワク探しの好奇心は衰えず。愛犬との散歩で鍛えた健脚で、横浜中華街を歩き倒します!
横浜中華街Check Memo
超お手軽な缶詰版も!
コンビニはグルメ缶詰が並び、缶詰バーまで話題の昨今。横浜中華街にもちゃんとありました、花椒を効かせた「麻婆豆腐」と、スケソウダラのフィッシュボール&豆腐入りの「台湾火鍋」。共に216円。私は「台湾火鍋」が好き!
- 発見日2015/09/09
- 場所「横浜大世界」1Fのダスカマーケット