特集FEATURE
ウフフな、横浜中華街。
カップルに、家族連れ、女子会グループや、おじさん集団も! まるで横浜中華街に吸い寄せられたかのようにやってきて、ウロウロ、キョロキョロ。そうそう、なんかここには、なんかある気がするのです。ライター・千谷文子もいろいろ発見してきました♪
2017/06/15
タロット・算命学・姓名判断で占う
横浜中華街は占いのメッカ。手相、算命学、タロットカード、気学、西洋占星術、断易、姓名判断などなど、古今東西バリエーションも豊か。しかも、ほとんどがリーズナブルにできるので、散策がてらフラリ立ち寄れる気軽さも魅力です。
まずは料金確認で安心鑑定
のっけから、ザンネンなお話。でもとっても大事なので、ぜひ参考にしてください。「占いのお店で予想外の値段を請求された」「気づかないうちに、どんどん料金が膨らんだ」という話しを、ココ横浜中華街でも耳にします。せっかく人生の背中を押してもらったのに、後味が悪いですよね。そうならないために、まずは鑑定前に料金確認。「料金が増えることはありますか?」のひと言もプラスして聞いてみてください。時間延長などで料金アップすることを事前に知っておけば、納得の上で気持ちよく占ってもらうことができます。
リピーターがハマる、自分を知る占い

8カ所のカルチャースクールで、占いの講師もされている河野順子先生。手相やタロット、生年月日で占ってくれます。最初はこんなお話から。「大金持ちになっても、幸せじゃない人はたくさんいます。それは、お金が必要のない運勢のもとに生まれたのに、多額のお金を背負ってしまったから。大スターになって名声を得ても幸せじゃない、貧しくても不幸とは限らない、家族さえいればハッピーという場合も」と。なるほど、確かに。
まずは「自分を知ることが大事」と先生。「占いは“当てる”ものじゃないんです。自分の運勢を知ってもらって自宅に帰り、自分で理由を考えれば、自分で人生を変えられる。私が変えさせちゃいけないんです」。
タロットで“生涯現役”を占う
早速、タロットカードで«仕事について»占ってもらうことに。まずは名前や生年月日と共に「希望金額」を明記。10分1000円で、10分延長ごとに1000円追加。占う手法を変えたり、占う人を増やしたりすると、料金はアップします。




算命学で嫁姑関係に新展開!
続いて訪れた当店は、横浜中華街に6店舗も展開。中華街に占いを持ち込んだという、亡き山縣由布先生が始めたお店で、現在は75名ほどの占師がいます。人気コースは、手相+算命学で3000円。
私は算命学では«義母との相性鑑定»をしてもらいました。ザックバランな性格で嫁姑関係に悩んだことはないけれど、義母の年齢を重ねるうちに、だんだんと関わりも深くなっていくんだろうなぁ〜と思ったからです。

「人と会う、動くことに向いていて、家にこもっての単調な仕事は苦手」「慎重じゃないから決断力がいい。でも人が気にしない小さなことが気になる」「大事なこと、興味があること以外は、“どうでもいい”と聞き流す。人の話を聞かない」「正直だから“そこで言わなくてもいい”ってところで本音が出ちゃう」と、まぁー、全て言い得ていますm(__)m 過去の失敗が走馬燈のように駆け巡りました・笑


「お義母さんは好奇心旺盛でチャレンジャー。エネルギー強いなぁ。妄想家で夢いっぱい。“見てみよう”“やってみよう”と体験して学んだ方が吸収がいいタイプ。どこでも生きていける。着いた場所でなじむタイプ」→(そうそう!『私が突然旅に出ても探さないで』なんて言うんでんすよー! アハハハ)→「あなたも同じ。そっくり」→(エッ!)→「カップルならすごくいい相性。あなた、彫りの深い男性が好きでしょ。外国人みたいな」→(そうかもしれません♡)→「お義母さんも同じ」→(そういえば義母は『ランボー』ファンだ)→「お互い自由人だから、いつもベッタリではなく必要なときに一緒にいるぐらいがちょうどいい」→(納得です。ありがとうございます!)
晩年までお見通し!? 姓名判断
ラストは、横浜中華街のメインストリートにお店を構えるこちら。手相、タロット、算命学、西洋占星術、スピリチュアルタロット、九星気学などなどメニューもいろいろ。生年月日から読み解く四柱推命と、姓名判断をしてもらいました。手相なら10分1000円、今回のような運勢は15分2000円で、時間を超えるとプラス料金。

「これからも自分のペースで行くと思うよ。人は人、私は私という人」→(フムフム)→「ご主人は優しいわ。あなたチクチクつついちゃうね」→(だって、私以上にだらしないんです)→「男だからしょうがない。チクチクを半分にすればうまくいくよ。逆にご主人は言いたい人だから、フンフンって聞き流して」→(ソレ、得意です!)と、生年月日から夫との関係性も見ていただきました。



エピソード満載で
楽しく手相を学ぶ指南書
えがおの神様の河野順子先生の著者本『自分がわかる手相術』。手相の起源や歴史、手相術をわかりやすく解説しています。手相の発祥地はインドで、ローマではシーザーが戦略に手相占いを用いていたとか!? 手相で大事なのは、5本の指の付け根の盛り上がった「肉丘」の部分だとか、新鮮な発見も満載で興味深く学べますよ。
千谷'sメモ
ジブン新発見の占いで、何かが変わる♪
当コラムのライターさん

ライター千谷文子
ちだにあやこ/夫が横浜出身というだけで白羽の矢が。40代後半戦、ワクワク探しの好奇心は衰えず。愛犬との散歩で鍛えた健脚で、横浜中華街を歩き倒します!