第50回
2019/03/15
中華街で働く人のおすすめランチ
ディナーよりも気軽に食べることができるランチは、その店の味や雰囲気を知ることができる絶好のチャンス! そこで横浜中華街で働く人たちに“おすすめランチ”を聞いてきました。ライバル店の飲食店に働く人たちも、名前を伏せて教えてくれましたよ。
推薦者から
「私、こちらのお店のファンなんです。酢豚などの定番ランチに加え週替わり、日替わり、何が出てくるか分からないミステリーランチがあり、中国語で“只”という“尾頭付丸ごと”の魚や、豚足、モツなど中国料理をダイレクトに感じられるメニューが供されることも。おかゆセットも珍しい。春はウド、鰆……と季節を感じられる食材を使ってくれるのも嬉しいですね」某老舗広東料理店勤務 Bさん
1
中華料理
獅門酒楼(しもんしゅろう)
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愛と技が詰まったコスパ高すぎるランチ
Bさんおすすめ店の昼どきは、まさに食堂のような賑わい。1人常連さんが多く、近所の住民も関内方面に勤める人もやってきます。
推薦者から
中華街を案内するエキスパート、横浜中華街コンシェルジュがいる駐車場〈ダイレクトパーク横浜元町中華街〉のtoms・DPさんが教えてくれました!「程よいスパイシーな辛さのカレーソースに、旨み凝縮の牛バラ肉はやみつきになる一品です」。
看板メニューの牛バラを使った上質カレー
推薦者から
「私、こちらのお店は定期的にチェックさせて頂いています」某老舗広東料理店勤務 Hさん
「間違いないのはこのお店。特にランチは手軽に味わえる価格だから、ついつい足を運んじゃう」某上海料理店オーナー Qさん
3
中華料理
重慶飯店本館(じゅうけいはんてんほんかん)
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中華街ランチ発祥はココから!
1959年、横浜中華街唯一の四川料理店としてオープン。今は中華街のみならず全国的にも知られる名店ですが、創業当初は大通りから外れていたために集客に苦労したそう。そこで中華街で初めてランチセットを提供すると大人気。今の発展へとつながる起爆剤となりました。
本館では週替わりでランチメニューを用意。四川ならではの辛いもの、辛くないもの、春キャベツや春竹の子など季節の食材を使ったものも。私が注文したのは……
推薦者から
調理師を派遣する人材派遣会社、〈株式会社横浜人材商事〉のKさんが教えてくれました!「具材がいっぱい! 味も良い、おすすめのおそばです」。
千谷'sメモ
ランチは、美食を発掘する絶好のチャンス!