東アジア最大の中華街、横浜中華街は食はもちろん、カルチャー、人、色んな楽しみのある街。また、中華街は、朝・昼・夜を通して、様々な雰囲気を醸し出す街でもあります!そんな中華街を1日中、好奇心の赴くまま、中華街の住人となったMAYAが街に繰り出し、人々とのゆる〜い交流を通じ、日々街の面白ネタを発掘。地元ならではの楽しみ方を追求しながら、観光でも普段使いでも、ときめき溢れる中華街の魅力に迫ります。

第4回2019. 11/01(星期五)

秋はおしゃれピクニックへGO!
〜こだわりのピクニックアイテムから、テイクアウトフードにドリンクも。全部中華街で揃えちゃおう〜

秋も深まり、朝晩も過ごしやすい季節になりました。気持ちの良い秋空の下で楽しむピクニックは最高!!
でも、お弁当に飲み物、レジャーシート・・・準備がちょっぴり不安になることも。

そんな心配はご無用。ピクニックに欠かせないアイテムは中華街で揃います。
しかも見た目が華やかで、写真映えするアイテムもいっぱい。
『中華街風カラフルピクニック』をテーマに、気の合う仲間と中華街でお買い物してピクニックに行けば、準備段階から盛り上がること間違いなし。デートにだっておすすめです♪

世界各地の雑貨や衣類が勢ぞろい。おしゃれピクニックに欠かせないアイテムを見つけに行こう。エスニックショップ「マライカ

11:00

本日最初に揃えたいものは、ピクニック気分を盛り上げてくれるかわいい雑貨や小物類。
写真映えすることも考えて、色やデザインにもこだわってアイテムを選びたい♪
店頭並べられた個性豊かな品々に期待を膨らませ入店します。

店内所狭しと並ぶグッズの中でも、一際目を引く色鮮やかな、花柄模様のブリキのボックス
インドのカシミール地方の伝統的なペイントだそう。
一目惚れで購入を即決!このボックスにお菓子を詰めたら、かわいいなあ♪

美しいペイズリー柄のアルミシリーズの食器
軽くて持ち運びも簡単で、何度も使えるから環境にも優しい。
普段ピクニックでは紙皿派という人にもおすすめしたい一品です。

【カシミールペイント】ボックス(2,500円) マグカップ(1,500円)
【アルミシリーズ】ボウル深型(180円) ボウル浅型(150円) トレイ小(100円) トレイ大(1,200円)

目移りするほど素敵なアイテムが沢山あって、何を選ぼうか迷っていたら、店長の安江千弘(やすえちひろ)さんが、イチオシのピクニックファッションとグッズを教えてくれました。
おすすめのコーディネートと可愛いアイテムに囲まれて、おしゃれピクニック気分も急上昇↑↑

一枚すっぽり被ればコーディネート完成 楽ちん&おしゃれなマスタードカラーのロングワンピース(3,900円)
写真映えも抜群!ガーランドにも使える 派手可愛いポンポン飾り(1,000円)
レジャーシートにもなる コットンクロステーブル(500円)
小さいお子さんでも楽しく安全に遊べる 布製フリスビー(500円)
マライカ中華街店のベストセラー!!投げてカチカチ鳴らして楽しむヘマタイトマグネット(200円)

マライカ

安江 千弘(やすえ ちひろ)さん

カシミールペイントのボックス

焼き物から中華菓子まで。贅沢なピクニックを美味しく彩る伝統がここに。 秘伝の焼き物が自慢の「同發本館」作りたての点心や中華菓子をお土産に!「同發新館売店

14:00

「マライカ」で、お気に入りのアイテムを手に入れてご機嫌な気分になったところで、お待ちかねのテイクアウトグルメを探しに行きましょう。
お店で頂くご飯も大好きだけど、今日は『お持ち帰り可能』なお店を狙います。

同發本館」を通りかかると、ショーウィンドウに飾られた焼き物と目が合いました。一品目、決定!
遅めのランチタイムに、ボリュームもある贅沢なおつまみ、チャーシュー『明炉叉焼』を選びます。
焼き方もタレも香辛料も全てが秘伝という伝統の味。お土産の定番で、この日もレストランで食事を終えたお客様などが、ひっきりなしに買い求めていました。
年末は予約がおすすめだそう。

鹵水(ロースイ)という様々な香辛料と紹興酒、醤油などを煮込んで仕上げた秘伝の特製漬けタレが効いたホルモンも気になり購入。
アルミの容器に包んでくれるので、そのままピクニックのおつまみとして楽しめることが嬉しい♪

全て本館レジカウンターで販売。
明炉叉焼-同發本館特製の焼き豚(100g当り540円)※一本から購入可能。
希望すればその場でカットしてくれます。
鹵水(ロースイ)
爽脆生腸 -豚子袋(100g当り432円)爽脆豬耳 -豚耳(100g当り378円)金錢牛肚 -牛ハチノス(100g当り432円)五香鶏什 -鶏砂肝(100g当り324円)

ボリュームのあるおつまみを手に入れたあとは、同發本館の斜め前にお店を構える「同發新館売店」へ向かいます。
見た目も華やかで美味しい中華菓子を選んで、ピクニックに彩りを添えます。
中華街の自社工場で作られる点心や中華菓子は、美味しくてサイズも大きく、その上とてもリーズナブル。
ラインナップが豊富で何を買おうか迷った時は、店員さんにアドバイスをもらうべし!
店長の鈴木さんは、「同發のお菓子と言えば、餡子が自慢です。この美味しさを知って頂くために、ごま団子とあんまんをおススメします!」と熱心に語ってくれました。

「マライカ」で買ったカシミールペイントのボックスに「同發」の中華菓子を入れてみると…

かわいい♪♪だんだん中華街風カラフルピクニックっぽくなってきました〜

「同發本館」と「同發新館売店」

齋木真二マネージャーと店員さん

明炉叉焼と中華菓子

ホンモノの味を知る贅沢。中華菓子に合うコーヒーに出会う。
本気でコーヒーに向き合っている人がいるスペシャルティコーヒー専門店「TSUKIKOYA COFFEE ROASTER

16:00

美味しいお持ち帰りフードを手に入れたので、ドリンクだって納得のいくものを選びたい。
こだわりの一杯を探していると、朱雀門そばのお店から、ふわっとコーヒーの良い香りが…
香りに誘われて店内にお邪魔すると、お客さん同士が美味しい豆について語っていたり、コーヒー談義に花を咲かせています。

オーナーの⽥村英治(たむらえいじ)さんが「うちは本気でコーヒーをやっている!」と出迎えてくれました。 栽培から品質管理まで徹底され、豆の持つ特徴が表現される質の高いコーヒー『スペシャルティコーヒー』を提供するのが特徴です。 農園が丹精込めて栽培したコーヒーを、正しい焙煎でピカイチにして、コーヒーが持つ本来の味をお客さんに知ってもらうことが使命と語ってくれました。農園とダイレクトに取引されているので、高い品質にあった報酬を農園に還元できるのも、『スペシャルティコーヒー』の魅力だそう。

お店にはカップテイスターズ世界大会(味見でコーヒーの種類の違いを当てる競技)第2位にもなった天野五月(あまのさつき)さんがいました。『スペシャルティコーヒー』を淹れてお客さんにくつろぎのひと時を提供してくれています。
そんな天野さんが、中華菓子に合うコーヒーを教えてくれました。
バランスの良いチョコレートやカカオ系の『ブラジルコーヒー』は、中華菓子の甘~い餡子にもマッチするとのこと。
中華菓子とコーヒーの組み合わせは、意外かもしれませんが、餡子の甘さとコーヒーの酸味の相性が抜群です。その場で挽くコーヒー豆のお持ち帰りもできます。特別なコーヒーと中華菓子で、何度でも味わいたい至福の時。
天野さんに丁寧に淹れてもらったコーヒーを買ってピクニックの準備は完了。気持ちの良い芝生のある公園を目指します。

スペシャルティコーヒー専門店「Tsukikoya Coffee Roaster」

田村英治(たむらえいじ)さんと天野五月(あまのさつき)さん

コーヒー豆

当コラムのライターさん

MAYA

才能コーディネーター&中華街探検家。
中国の伝統楽器、古筝を弾く縁もあって、この街に誘われた住人。中華街を拠点に活躍するアーティストなど、多国籍の芸術家のマネージメントにも携わっている。毎日探検しても、知りたいことがまだまだたくさん。『住んで楽しい、来て楽しい』この街の魅力をお届けしたいから、今日も縦横無尽に街を駆け抜けます!

取材してほしいコト募集中

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